意外と知らないヤングコーンの正体!あれって何?産地や旬、美味しい食べ方まで!

雑談

今日も雑談の部屋へようこそ!

中華料理やサラダに、ちょこんと入っている黄色い野菜。

ヤングコーン。

コリコリ、シャキシャキ。

ほんのり甘くて美味しいですよね。

でも、考えてみると不思議な食べ物です。

「ヤングコーンって、そういう小さな品種なの?」

「大きくなったら普通のトウモロコシになるの?」

「国産なの?外国産なの?」

「そもそも、どこまで食べられるの?」

意外と知らないことだらけ。

実はヤングコーン、調べてみるとなかなか面白い野菜なんです。

今回は、知っているようで知らないヤングコーンの正体について雑談してみましょう。

ヤングコーンの正体は……本当に「若いトウモロコシ」!

まず一番の疑問から。

ヤングコーンは、

小さいまま成熟する特別なトウモロコシではありません。

その正体は、

大きくなる前に若採りしたトウモロコシ。

つまり名前の通り、

「Young Corn=若いトウモロコシ」

なんですね。

ベビーコーンとも呼ばれます。

普段食べている大きなスイートコーンも、若いうちに収穫すればヤングコーンとして食べることができます。

「ヤングコーン」という品種があると思っていた人もいるのではないでしょうか?

私は最初、

あのサイズで完成する品種なのかと思っていました(笑)。

なぜ大きくなる前に採ってしまうの?

「だったら大きくしてトウモロコシとして売ったほうが得じゃない?」

と思いますよね。

ところが、ちゃんと理由があります。

トウモロコシの株には複数の雌穂ができます。

その全部をそのまま大きくしようとすると、栄養が分散してしまいます。

そこで、大きく立派なトウモロコシを作るために、

育てる実を残して、それ以外の若い実を摘み取る

ことがあります。

これが「摘果」。

そして、その若いうちに摘み取った実を食用にしたものがヤングコーンになるわけです。

つまりヤングコーンは、

立派なトウモロコシを作る過程から生まれる、もう一つの美味しい農産物

でもあるんですね。

今まで何気なく食べていましたが、そう考えると見方が変わります。

大きくなると、あの黄色い粒になるの?

なります。

ヤングコーンをよく見ると、小さいながらも表面にトウモロコシらしい粒がありますよね。

あれが成長していきます。

成熟したスイートコーンでは一粒一粒が大きくなり、私たちが知っているプチッとしたトウモロコシになります。

ところがヤングコーンの段階では、

芯までまだ柔らかい。

だから、

実も芯もまとめて、

丸ごとポリポリ食べられる。

ここが普通のトウモロコシとの大きな違いです。

考えてみれば、大人のトウモロコシでは絶対に食べない「芯」まで食べているわけです。

ヤングコーンにも「旬」がある!

スーパーでは水煮のヤングコーンを一年中見かけます。

そのため、

「ヤングコーンって一年中採れる野菜なのかな?」

と思ってしまいます。

ところが国産の生ヤングコーンには、ちゃんと旬があります。

おおむね、

5月~7月ごろの初夏。

地域によって前後しますが、トウモロコシが本格的に大きくなる少し前がヤングコーンの季節です。

この時期になると直売所やスーパーなどに、

皮付きのヤングコーン

が並ぶことがあります。

これを見つけたら、ぜひ一度食べてみてください。

缶詰や水煮しか食べたことがない人は、

「ヤングコーンってこんなに美味しかったの?」

と驚くかもしれません。

国産ヤングコーンはどこで作られている?

ヤングコーンはトウモロコシの若採りですから、トウモロコシを栽培している地域を中心に生産されています。

市場では、

愛知県などの産地から国産の皮付きヤングコーンが出荷されています。

ほかにも各地のトウモロコシ農家が、旬になるとヤングコーンを直売所や産直サイトなどで販売しています。

一方、スーパーで一年中見かける水煮や缶詰、生鮮の輸入ヤングコーンには、

タイ産

が多く見られます。

タイは温暖な気候を生かしたトウモロコシ栽培が盛んな国。

日本でも昔からタイ産のベビーコーンが輸入されてきました。

だから私たちは知らないうちに、

タイ生まれのヤングコーンをかなり食べている

可能性があるんですね。

昔は「水煮」のイメージが強かった

私くらいの世代だと、ヤングコーンと聞いて思い浮かべるのは、

缶詰。

瓶詰。

袋に入った水煮。

中華料理に入っている小さな黄色いコーン。

こんなイメージではないでしょうか。

日本でヤングコーンが広く食べられるようになった背景には、こうした輸入の加工品があります。

ところが最近は、

国産の皮付きヤングコーン

を見かける機会が増えてきました。

これが美味しい。

水煮とはかなり印象が違います。

瑞々しくて、

シャキッとして、

ほんのり甘く、

トウモロコシらしい香りもしっかりある。

旬の時期にしか味わえない、ちょっとしたご馳走です。

そして驚くのが「ヒゲ」

皮付きのヤングコーンを買うと、

皮をむいた中から、

大量のヒゲ

が出てきます。

普通なら、

「これは捨てるところね」

と取り除いてしまいそうですよね。

ちょっと待ってください!

実はこのヒゲ、

食べられます。

しかも新鮮なヤングコーンの柔らかいヒゲは、

美味しいんです。

火を通すと柔らかくなり、独特のシャキシャキ感とほんのりした甘さがあります。

ヤングコーン本体より、

「むしろヒゲが好き!」

という人がいるくらい。

これは皮付きの生ヤングコーンを買ったときだけのお楽しみです。

そもそも、あのヒゲは何なの?

さらに雑談を一つ。

トウモロコシのヒゲ。

あれは単なる毛ではありません。

実は、

雌しべの一部です。

そして面白いことに、

ヒゲ一本一本が、トウモロコシの一粒一粒につながっています。

花粉がヒゲにつき、受粉がうまくいくことで、その先にある粒が育ちます。

つまりトウモロコシの粒がきれいにびっしり並ぶためには、たくさんのヒゲがきちんと受粉する必要があるわけです。

そう思ってヤングコーンのヒゲを見ると、

「ただのヒゲじゃなかったのか!」

となりますね。

野菜って面白い。

一番おすすめは「皮ごと焼く!」

さて。

生の皮付きヤングコーンを手に入れたら、どう食べるか。

いろいろな料理がありますが、個人的にまず試してほしいのは、

皮ごと焼く!

これです。

外側の硬い皮を数枚だけむいて、内側の薄皮とヒゲは残します。

そして魚焼きグリルやオーブントースターへ。

皮がこんがり焦げるくらいまで焼きます。

すると皮の中で、

蒸し焼き状態

になるんですね。

皮をむくと……

湯気と一緒にトウモロコシのいい香り。

実はシャキッ。

中は瑞々しい。

そして甘い!

味付けは、

塩だけ。

まずはこれで食べてみてください。

素材そのものの味がよく分かります。

焼きヤングコーン+醤油も最高

塩だけでも美味しいですが、

日本人としてはやっぱり、

醤油。

焼けたヤングコーンに少し醤油を垂らして、もう一度軽く焼く。

ジュッ!

香ばしい醤油の匂い。

これは反則です(笑)。

トウモロコシと醤油が合わないわけがありません。

さらに、

バター醤油。

これも間違いなし。

ビールのおつまみにしたら、かなり危険な食べ物になります(笑)。

天ぷらも美味しい!

ヤングコーンは、

天ぷら

にもよく合います。

皮をむいて衣をつけ、サッと揚げる。

外はサクッ。

中はシャキッ。

そして噛むとほんのり甘い。

普通のトウモロコシの天ぷらとは、また違う食感です。

塩を少しだけ付けて食べるのがおすすめ。

ヒゲも一緒に揚げると、これまた美味しい。

旬の野菜を天ぷらで食べる。

日本人に生まれてよかったと思う瞬間です(笑)。

アヒージョにもよく合う

意外なところでは、

アヒージョ。

オリーブオイル。

ニンニク。

唐辛子。

塩。

そこへヤングコーン。

マッシュルームやエビなどを一緒に入れてもいいですね。

ヤングコーンのシャキシャキした食感が残るので、オイル料理との相性も抜群。

見た目もかわいいので、食卓に出すとなかなか映えます。

ベーコン巻きも間違いない

これも簡単。

ヤングコーンにベーコンをクルクル巻いて焼くだけ。

ベーコンの塩気と脂。

ヤングコーンの甘み。

そしてシャキシャキ感。

お弁当にもいいし、おつまみにもいい。

子どもでも食べやすい。

困ったらベーコンを巻けばだいたい美味しい。

料理界のかなり強力な法則だと思っています(笑)。

シンプルに茹でても美味しい

もちろん、

塩茹で

でも美味しく食べられます。

皮をむいたヤングコーンなら、沸騰したお湯で数分程度サッと茹でる。

あまり長時間茹ですぎないほうが、ヤングコーンらしいシャキシャキ感を楽しめます。

茹で上がったら、

塩。

マヨネーズ。

味噌マヨ。

オリーブオイル+塩。

このあたりで十分。

サラダに入れてもいいですね。

中華料理に入っているのには理由がある

ヤングコーンといえば、

八宝菜。

中華丼。

野菜炒め。

中華料理との相性がいいですよね。

ヤングコーンは味そのものが強すぎないので、

濃いめの味付けを邪魔しません。

それでいて、あの独特のコリコリ、シャキシャキした食感があります。

つまり料理の中で、

「食感担当」

として非常に優秀なんですね。

ニンジン。

白菜。

キクラゲ。

タケノコ。

豚肉。

エビ。

そしてヤングコーン。

いろいろな食感が一皿に入る中華料理では、確かにいい仕事をしています。

美味しいヤングコーンを選ぶには?

皮付きの生ヤングコーンを買うなら、

皮がみずみずしいもの。

ヒゲが極端に乾燥していないもの。

全体にハリがあるもの。

こういったものを選びたいところです。

そして買ったら、できるだけ早く食べる。

トウモロコシは鮮度が味に影響しやすい野菜です。

「週末に食べよう」

と冷蔵庫へ入れっぱなしにするより、

買った日に焼いてしまう!

これが一番でしょう。

水煮と生では、かなり違う野菜に感じる

ヤングコーンを水煮でしか食べたことがない人にこそ、

一度、

旬の皮付きヤングコーン

を食べてほしいと思います。

もちろん水煮には、一年中使えて下処理不要という素晴らしい長所があります。

でも生のヤングコーンを皮ごと焼いたものは、

また別物。

香り。

甘み。

瑞々しさ。

食感。

そしてヒゲ。

「ヤングコーンって、こんな野菜だったの?」

となると思います。

「脇役」だと思っていたら、かなり面白い野菜だった

中華料理の端っこに入っている、小さな黄色い野菜。

そんなイメージだったヤングコーン。

ところが調べてみると、

普通のトウモロコシを若いうちに収穫したもの。

立派なトウモロコシを育てるための摘果から生まれることもある。

芯まで丸ごと食べられる。

ヒゲまで食べられる。

国産には短い旬がある。

一方でタイなどから輸入されるものもあり、一年中楽しめる。

そして、

焼いてよし。

茹でてよし。

揚げてよし。

炒めてよし。

アヒージョにしてもよし。

なかなかの万能選手です。

今までヤングコーンを、

「中華料理に入っている脇役」

くらいに思っていた方。

初夏にスーパーや直売所で皮付きのヤングコーンを見つけたら、ぜひ買ってみてください。

外側の皮を少しだけむいて、そのままグリルへ。

焼き上がったら塩をパラッ。

そしてヒゲも一緒に、

パクッ。

おそらく、

「えっ、ヤングコーンってこんなに美味しかったの?」

となるはずです。

知っているようで知らない食べ物って、まだまだたくさんありますね。

ありがとう、また別の記事で。

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