今日も雑談の部屋へようこそ!
皆さんは「競輪」と「ケイリン」の違いをご存じでしょうか?
「漢字とカタカナの違いでしょ?」と思っている方も多いかもしれません。
実はこの二つ、ルーツは同じですが、ルールや戦い方は意外なほど違うんです。
今日はそんな「競輪」と「ケイリン」の違いについて、雑談しながらお話ししていきましょう。
競輪は日本生まれの公営競技
競輪は1948年に日本で誕生しました。
戦後の復興資金を集める目的で始まった公営競技で、現在も全国の競輪場で開催されています。
競輪の魅力は、単純なスピード勝負ではないところ。
選手同士が「ライン」と呼ばれる仲間同士の連携を組み、お互いを助けながら勝利を目指します。
このライン戦略があるからこそ、レース展開は毎回大きく変わり、予想する面白さも生まれるのです。
ケイリンは世界で戦うスポーツ
一方の「KEIRIN(ケイリン)」は、日本の競輪をもとに国際ルールとして発展した自転車トラック競技です。
1980年に世界選手権の正式種目となり、2000年のシドニーオリンピックでは男子、2012年ロンドンオリンピックでは女子も正式種目に採用されました。
つまり、競輪から生まれたスポーツが世界へ羽ばたいたというわけです。
日本生まれのスポーツがオリンピック競技になっているなんて、ちょっと誇らしい気持ちになりますね。
一番大きな違いは「ライン」
競輪とケイリンの最大の違いは、「ライン」があるかどうかです。
競輪では同じ地区の選手同士が連携し、仲間を勝たせるために先頭で風よけになったり、絶妙なタイミングで仕掛けたりします。
ところがケイリンではラインはありません。
完全な個人戦となり、自分一人の判断と脚力、そして駆け引きだけで勝負します。
同じ自転車競技でも、戦術はまったく違うと言っていいでしょう。
レースは最高時速80キロ近く
ケイリンではレースの序盤、電動バイクのようなペースメーカーが選手を先導します。
一定のスピードで周回した後、そのペースメーカーがコースを外れると、一気に勝負開始。
選手たちは一斉にスパートし、最高時速80km近くにも達することがあります。
テレビで見るとあっという間ですが、あの数十秒の攻防には、とてつもない技術と駆け引きが詰まっています。
実は使う自転車も少し違う
競輪では日本独自の厳しい規格に合わせた自転車が使われています。
一方、国際ルールのケイリンでは、カーボンフレームやディスクホイールなど最新技術を取り入れた機材が使用されることもあり、スピードを追求したセッティングになっています。
競技の目的が違えば、自転車も進化の方向が変わるというのは面白いですね。
どちらも魅力たっぷり
競輪はラインを読む頭脳戦。
ケイリンは純粋な個人スプリント勝負。
同じルーツを持ちながら、それぞれ違った魅力があります。
競輪を見慣れている人がオリンピックのケイリンを見ると、「あれ?ラインがない!」と驚くかもしれませんし、逆にケイリンから興味を持った人が競輪を見ると、その戦略の奥深さに驚くでしょう。
どちらにも共通しているのは、最後の直線で繰り広げられる迫力満点のスプリントです。
もし今まで「自転車のレースはよく分からない」と思っていた方も、この違いを知って観戦すると、レースが何倍も面白く見えてくるはずですよ。
ありがとう、また別の記事で。

